計測器キット

   1.性能はチャンとしていて安価な計測器です

     製造にて手間のかかる事を歓迎した設計で精度を確保すると同時にお客様にも完成の為の作業をお願いするキット製品

     として低い価格となっています。完成に必要なものは全て梱包しています。

   2.PCを利用した自動計測に力点を置いた仕様です

     PCとのインターフェースを装備しています。インターフェースからの設定はパネルにてのマニュアル設定を全てカバー

     +アルファとしています。速度が必要な特性ではインターフェース経由にて高低速の選択が出来るものもあります。

   3.検査・完成をしたモジュールにて構成しています

     モジュールは完成していますが単体では動作しません。筺体にある全体のコントロールを行う基板との通信にて動作します。

     精度を確保する各モジュール固有な校正値等はモジュール側に在りましてこの基板はパネルの操作或いはインターフェース

     を通した設定をモジュールに送ります。モジュールはこの設定値を記憶してあります校正値と共に加工・設定を行います。

     出荷時はモジュール毎に検査結果を添付します。

   4.お客様にて組み立てを行っていただいて全体が完成します

     一部の機種の限定した個所に半田付けが有りますが、殆んどはネジによるモジュールの取り付け及び両端コネクター付の

     ケーブルによるワンタッチな配線がお客様の作業です。調整箇所は一切有りません。

   5.故障修理・再校正を御受けいたします

     安価な計測器を目指していますのでこれらも同様に安価に対応いたします。

 

御注文について

   1.10台/LOTにて御承る事を基本としています。現在ですと3カ月程度の納期が必要です。

   2. 1台の御注文の場合、現在ですと6カ月程度の納期が必要です。

   3. 御購入の方又は御購入の会社内にて使用される事を基本とします。この製品を組み込んだ別の製品の製造に利用される場合

     又は再販売される場合は別途の取り決めが必要です。価格、機能、外観、EWの守備範囲等御希望に沿えると思います。

御連絡ください。

 

発送前検査工程について

組み立て完了後に校正・検査を自動化した設備にて行います。モジュールと筺体は別々の作業となります。

モジュールの場合所有する同型の筺体に接続します。但し定温度印加装置ではヘッドも筺体に接続します。

初めに校正を行いモジュール内のROMに校正値を記録と同時に校正後のデータをPCに記録します。

筺体の場合所有する同型のモジュールに接続します。但し定温度印加装置では所有するヘッドも筺体に接続します。

モジュールと通信を行い正常な事を確認します。この通信ではパネル操作及びインターフェース経由の操作双方を行います。

無事検査を通過したモジュール(及び定温度印加装置ではヘッド)・筺体を出荷に使用します。取扱説明書には更に詳しい説明が有ります。

 

再校正について

内蔵の基準となる周波数・電圧或いはオペアンプ等は経時変化を伴います。これにシビアな特性とそうでも無い特性と有りますがいずれにしても

再校正を御希望される場合これを承ります。詳細は取扱説明書を参照ください。

 

保証及び故障修理について

詳細は取扱説明書を参照いただき概略を記します。

   1.発送日から起算して3か月以内に通常の御使用(取扱説明書を参照)にて故障が出た場合無償にて修理します。

     精度に影響がある故障の場合再校正を行い、校正後データを修理後現品に同梱します。

   2. 3か月を過ぎて出た故障及び3か月以内でも過度な御使用が原因のいずれの場合でも修理を承ります。

     返送の費用及び修理の為の実費を御負担ください。

     費用御支払いの確認の後作業を開始し再校正が有る場合校正後のデータを現品に同梱します。

 

システム安定化電源 - 概要

   1.モジュールの組み合わせを御選びいただき多出力な電源が構成できます

     電圧・電流の異なった5品種のモジュールを最大6チャンネルまで御選びいただけます。

   2.モジュールはフローティングです

     電圧印加点にてGNDをまとめていただけます。必要な場合カスケードにより電圧の増加が出来ます。

   3.背面にケルビン端子付出力が有ります

     モジュールは全てケルビンを採用していますが前面出力端子ではこの端子点にてケルビンをとっています。

     背面出力を使用する場合出力・ケルビン端子両方がこの背面端子にでます。

   4.PCコントロールにて自動計測の場合応答速度を速める事ができます

     パネルにての手動操作では高容量負荷に対応しますが遅い応答となります。

     自動計測では早い応答が便利ですがこれに対応する為、容量負荷に制限が付きますが高速応答に設定できます。

       低速高許容容量負荷:<90mS 高速低許容容量負荷:<10mS

   5.USBにてフローティングしたRS232Cポートを装備しています

     PCとはフローティングしていまして安定した接続を確保しています。

     このインターフェースを通して全ての設定、読み取り等が出来ます。

 

精密直流電圧電流源 - 概要

   1.精度の高いバイポーラのDC電圧電流源で4チャンネルまで御選びいただけます

     部品・装置の検査には欠かせないVIソースです。1つの筺体に多チャンネル化できます

   2.チャンネルはケルビン端子付でフローティングです

     多チャンネルとした場合、DC電位の異なる複数の個所に印加できます。

   3.PCコントロールにて自動計測の場合応答速度を速める事ができます

     パネルにての手動操作では高容量負荷に対応しますが遅い応答となります。

     自動計測では早い応答が便利ですがこれに対応する為、容量負荷に制限が付きますが高速応答に設定できます。

       低速高許容容量負荷:<60mS 高速低許容容量負荷:<5mS

   4.USBにてフローティングしたRS232Cポートを装備しています

     PCとはフローティングしていまして安定した接続を確保しています。

     このインターフェースを通して全ての設定、読み取り等が出来ます。

 

ファンクションジェネレータ/カウンター - 概要

   1.波形信号源のファンクションジェネレータ(FG10)とファンクションジェネレータ/カウンターの複合器(FGC10)です

     基本性能はしっかり確保したファンクションジェネレータです。

     ただしPWM波は論理回路により作成し正確なデューティを確保しています。

     カウンターは周波数はもとより加えて1信号のL・H時間或いは2信号の時間差が計測できます。

   2.DDSにて周波数は正確です

     現在では主流ですが水晶発振器を原振としたDDSにて周波数をコントロールしています。

   3.設定は全て論理的でアナログボリュームは有りません

     周波数はもとより方形波では振幅をDAにて作成しています。

     従って論理レベル試験には正確なLHレベルが設定できます。

   4.USBにてフローティングしたRS232Cポートを装備しています

     PCとはフローティングしていましで安定した接続を確保しています。

     このインターフェースを通して全ての設定、読み取り等が出来ます。

 

精密カウンター - 概要

   1.高安定な基準発振器を備えたカウンターです

     温度制御した水晶発振器を使用し初期精度・経時変化双方にて高い精度を確保しています。

   2.2種の計数モードを選択できます

     高い周波数には1秒・10秒・100秒のゲート間を通過する繰り返しをカウントします。

     一方低い周波数には周期を計る(レシプロカル)方式で分解能を確保しています。

   3.USBにてフローティングしたRS232Cポートを装備しています

     PCとはフローティングしていましで安定した接続を確保しています。

     このインターフェースを通して全ての設定、読み取り等が出来ます。

 

定温度印加装置 - 概要

   1.小型でコンパクトな温度印加装置で小型部品の温度試験用です

     基板上の特定な部品のみ温度変化を与える用途です。机上に全て収まります。

   2.実験室にての利用として低騒音で特段な電源が必要ありません

     騒々しいコンプレッサー等が有りませんので低騒音で低電力です。

     但し、ヘッド空冷用ファンは強力なものを使用していますのでこのファンが動き出す

     と少々騒がしくなりますがコンプレッサーの騒音とは比較にならない程度です。

   3.USBにてフローティングしたRS232Cポートを装備しています

     PCとはフローティングしていまして安定した接続を確保しています。

     このインターフェースを通して全ての設定、読み取り等が出来ます。